Outing 1
今年の連休は5日。その内の頭2日間、ビードロズの4人とテニス部の面々は、それぞれの活動に明け暮れた。休みでも音楽室は借りられる。朝来ては夕方まで、とと棗の3人は楽器を弾いて過ごした。は、学校に居る時間の内半分は音楽室で過ごしたが、もう半分は…
四季の唄
Plan
「いーち、にーい、さーん・・・」「よ!おはよ。」「あ、ブンブン!おっはよー!」校内ライブの日から2日後。朝、丸井が教室に行くとは携帯を見て、何かを数えていた。「何してんだ?」「あのねー、今年のお休みは5連休!でした!」「あ、GWか。」手をパ…
四季の唄
Large bet 3
が待機していた場所は社会科準備室である。ここは仁王が指定した場所で、・結構広い・放課後人が寄り付かない・しかし文書が沢山あるおかげで、火災防止の為に定期的に掃除されている為綺麗の、3つの理由から選ばれた。は丸井にケーキを貰った後一足先に講堂…
四季の唄
Large bet 2
今講堂は薄暗い。前方のスクリーンで、立海学園の歴史というフィルムが流れているからだ。とはいえ、毎年の事なので上級生はもう鑑賞済であり、1年生くらいしか集中して見ている生徒は居ない。「そろそろ行くかい?」「うん。」幸村に促されてが時計を見ると…
四季の唄
Large bet 1
かくして立海大附属中学校男子テニス部の今年度レギュラーは決定した。レギュラー決定日の数日前に、ビードロズは企画書の再提出も行っている。「さあ!これで残ってるのは、今日の私達のライブだけだよーーー!」早朝。朝練の時間にテンションも高く、はギタ…
四季の唄
First order 3
「ふう・・・・」ロッカールームで幸村はゆっくり息を吐いた。部活が終わって、制服姿になると、今日がとうとう過ぎたのだという実感が湧く。終わった。レギュラー選抜が終わった。自分は勝った。(自信はあったけれど・・・やっぱり、結果がキチンと出るまで…
四季の唄
First order 2
選抜試合が始まってから、重なり続けるゲーム。3試合負けたら抜けろと言うお達しの通りに人数は減っていき、もう勝ち残りは既に最初の半分。仁王は負けた。桑原も負けた。丸井も負けた。レギュラーはシングルス選手3人、ダブルス選手で4人。補欠を合わせて…
四季の唄
First order 1
立海大学及びその附属高等部、中等部は、部活動ーーーとりわけ運動部の部活動に力を入れている。他がないがしろにされているわけではないけれど、やはり学校の全面的なバックアップがあると感じられるのは運動部である。そのおかげで運動部に所属している人間…
四季の唄
Rudeness 2
それから2、3日は平和・・・というか、特に異変などは無い日々が過ぎた。休み時間になると、と伊丹達の内の誰かが2人で気づかれぬように網代を見張った。忍足に話をしたあの昼休みも、は伊丹達に見ていてほしいと頼んでいた。だから網代には何も問題は無い…
四季の唄
Rudeness 1
が氷帝のマネージャーとして、多忙ながらも充実した生活を送り始めて幾日か経ったある日。「おはよう!」が教室に入ると、友人の1人である伊丹瑠璃が飛びついて来た。「来たあ!」「えっ!?」「ちょい、コッチコッチ!来て!」「え?何?何?」「ごめんね~…
四季の唄
Help 2
(ああ緊張する・・・)は嫌なドキドキを抱えながら、早朝の学校で仁王を待っていた。昨日の晩、寝る直前に仁王からLINEが入っていた。「聞きたい事があるから明日学校で」と言われ、続きに「何時でも良いが誰も居ない時に聞かれた方がお前さんの為ぜよ」…
四季の唄
Help 1
「いよす。」陰る視界。かけられる声。仁王雅治は屋上で寝そべった体制のまま目を開けた。「プリッ。・・・誰じゃ。」「E組の棗だよ。」知らん。仁王は反射的にそう思ったが、思い直した。知らん?いや。「おまんがオフザウォールか。」「何それかっこいいw…
四季の唄