丸「なあ春日、電子辞書持ってねえ?」
1「はい、ありますよ。お貸ししましょうか?」
丸「おお・・・」
1「どうしました?」
丸「いや思いの外軽快なレスポンスが来て、吃驚したみたいな?」
1「?良く分かりませんけれど・・・はい。どうぞ。」
丸「おう。サンキュ・・・」
1「・・・丸井君?」
丸「お前電子辞書にプリクラ貼ったりするんだな。1枚だけだけど、すげえ目立つ位置じゃねえ?」
1「あ、それは、そのう・・・」
丸「それは?」
1「・・・あの、私作詞する時に電子辞書を使うんですけれど。」
丸「うん。」
1「その時に目に入る位置なので・・・皆が一緒に居てくれてる気分になって、捗るんです。」
丸「はあー・・・成る程な。」
1「機能的には支障ありませんので、お気になさらず使ってください。」
1(・・・本当は折角仲良くなれたんですし、)
1(テニス部の他の皆さんのも、貼れるものなら貼りたいんですけれど、)
1(でも皆忙しいですし、そもそもゲームセンターに時間とかお金を割くようなタイプじゃない人も居ますし、)
1(・・・丸井君のを貼れたら、もっと明るい気分になれそうなんだけれどな・・・)
丸「なあ。」
1「・・・・」
丸「おーい?聞いてるか?」
1「えっ!?あ、ごめんなさい!なんですか?」
丸「今度ゲーセン行こうぜ!」
1「へ?」
丸「で、隣の此処に貼ってくれよ。どう?」
1「え、あ、え?」
丸「あ、待て。逆も出来るか、俺のに貼っても良いんだな。どっちが良い?」
1「貼りたいです!」
丸「そっか♪」
1「え、待ってくださいそうじゃなくて、どういう・・・え、そういう事・・・どういう、事、です?」
(もう少し一緒に居たいじゃないか)
(でも、皆いつ空いてるでしょうか・・・)
(皆で行くの?)
(え?)
(俺2人でも良いけど)
(え、え、)
(ま、それはどっちでも良いや!任せる。)
(どっちでも良いってなんですか、趣旨的な意味で・・・!)