4「あっ!あ、あーあ・・・」
網「あら?可憐ちゃんどうかしたの?」
4「これ・・・・」
網「あらあら、まあ・・・やっちゃったわね~。」
忍「なんや、どないしたん。」
網「あら、侑士君。」
4「これ・・・・ほら、ジャージが泥だらけ・・・」
忍「こけたん?」
4「ううん、タオルを抱えた時にちょっと・・・ついいつもの癖でがばっと両手で抱えようとしちゃって。」
網「ほら、昨日雨だったでしょ?クレイコートがぬかるんでたのよ、ね。」
忍「ああ、タオルからしてどろどろやったんやな。」
4「そういえばうちって、お金持ちなのに全面ハードコートじゃないんだよねっ?」
網「うーん、それはお金的な話というより練習的な話かしら、ね。」
忍「試合の時、いつもハードコートで出来るとは限らへんからな。」
4「やっぱり、ハードとクレイって色々違うのっ?」
網「うーん、色々ちょっとづつ感覚にずれが出来る、って感じね。足で地面を踏む感覚とか。」
忍「ボールの跳ね方とかも違うで。やから、どっちかしかやったことないっていうんは、やっぱりまずいな。」
4「そうなんだ・・・」
網「ま!マネージャーとしては汚れにくいに越したことはないから、やっぱりクレイコートってちょっと嫌になっちゃう時もあるわね。」
4「うううう・・・っ!もうっ、まだ月曜日なのにっ!」
忍「まあ落ち込まんと。こういう時は専門家に相談しよ。」
網「専門家?」
4「って、誰っ?」
忍「そこのベンチで寝てるやつ。」
(zzzzz・・・ん?呼んだ?)