幸村誕2020 - 2/4


1「・・・・・・」
幸「やあ春日、お疲・・・どうしたんだい。漫画を読むなんて珍しいね。」
1「あ、幸村君。実はこれ、兄に勧められたんです。」
幸「そうなんだね。「朝日の両腕」・・・面白いかい?」
1「はい、とっても。」
幸「どう面白い?」
1「え。」
幸「え?」
1「ど、どういう・・・ううん、ちょっと言うのが難しいんですけれど・・・取り敢えず、舞台設定として主人公達は皆警察の方なんです。警察の日常、みたいな・・・」
幸「ああ。凶悪犯と戦ったり、トリックを見破ったり、」
1「そ、そうでなくて・・・日常、です。」
幸「?」
1「例えば、ええと・・・ヒロインの残しておいたプリンを誰が食べただとか。夫婦喧嘩の仲裁をしていたらいつのまにか担当刑事の夫婦仲が悪くなったりだとか、酔っ払いの境遇に同情したりだとか、小学生の通報で七不思議の解明をしたりだとか。」
幸「ああ、日常ってそういう日常の事なんだ。」
1「はい。別に死者とかが出たりはしません。」
幸「それが面白いんだね?」
1「はい。面白くなさそうに聞こえるのは分かりますし、山も谷も無いと言えばそうなんですけれど、こう・・・ほのぼのコメディというか、皆が大真面目に日常を過ごすのがなんだか平和で面白いんです。楽しいというか。」
幸「あはは。なんだか春日らしい漫画だね。今度貸して貰えるかな?」
1「はい、勿論。」




(君の好み、私の好み)

(1話完結型なのも助かりますよね。)
(ああ、確かに。どこで切っても良い作品は、勉強の邪魔とかをし難いよね。)