「じゃあ作戦会議をしまーすw」
誰もいない放課後の1-Cクラスにて、棗は教壇に立っていた。
「何作戦って。」
「あのう、その前に紀伊梨ちゃんは・・・」
「彼奴は最初から呼んでないw」
「ええっ!?」
「だって教えたら洩れるんだもんw逆に彼奴の為にならないよw」
「ちょっと、何始める気よ。もう明日から関東大会始まるんだけど。」
「その関東大会の話をしたいんだよw」
ビードロズ一同にとっても、関東大会は友人達の大舞台である。
本人達は通過点くらいにしか思ってなさそうなのがちょっと微妙だが。
「関東大会のお話・・・」
「何、そんな大したことじゃないwでも怒られるのは事後にしたいじゃんw」
「能書き良いから早く本題入ってよ。」
「オッケーwじゃあちょっと関東大会のスケジュールを改めて配るわw重要ポイント、その赤で囲んであるところねw」
「赤・・・ああ。」
「これ、困りましたよね・・・」
そう、今回の関東大会。
ビードロズトしてはちょっと困ったことが一つ。
「それよそれwここで俺達のさ、言うなれば普段の行いが物をいうわけよw下の青で書いてあるところが今回の方向性だけどw」
「・・・・ああ、あんたと紀伊梨は駄目ってことね。」
「駄目じゃないわw少なくとも俺は勝算十分なんだからw成績的な意味でもw」
「やっぱり紀伊梨ちゃんはお母さんから止められてしまうでしょうか・・・・」
「いや、実際問題おばさんがどうのというより、精市が止めてくるんじゃないの。そこまでしなくて良いからとか言って。」
「そう、だからお前が重要だw」
「は?」
「アフターケアは頼んだぞ妹よw」
「えー・・・まあ良いけどさ。」
「良いんですか?」
「まあ、なんだかんだそこまでがっちり怒ったりしないわよ、精市も。でも前もって言っちゃうと煩いから。」
「そう、だから事後報告でwテニス部と紀伊梨には内緒だぞwそれから、紫希w他の生徒からなんやかんや言われるだろうけど、お前は大丈夫かw躱せるかw」
「が、頑張ります!気にはなりますけど、背に腹は代えられませんから・・・」
「無視すりゃ良いのよ。関係ないんだし。」
「俺、お前のそういう切って捨てる的な態度もどうかと思うわw」
「は?うっせえ死ね。」
「ま、まあまあ・・・兎に角、作戦については分かりました。」
「いけそうかw」
「まあうちはいけるんじゃない。」
「私も大丈夫かと。」
「オッケーwでは全会一致で決定w」
ミッションスタート。