「それではただ今より、立海大附属中学対中薮谷中学校の試合を始めます。両校、礼!」
「間に合ったー!間に合った、間に合った、間に合ったよー!もー、もーちょっとで『その試合待てーっ!』って止めなくちゃいけないとこだったよー!」
「そんなんで止まるわけないだろw」
「はあ、はあ、はあ、はあ、は・・・」
「大丈夫?ちょっと急ぎすぎたかな?」
「だ、大丈夫で、げほ!こほ、こほ、」
「まあ急いだ甲斐はあったわよ。」
「ギリギリだったのね。ちゃんとダブルスから見られて良かったのね。」
「すまん、本当に有難うw恩に着るw」
案内してもらって一緒に走って走って、今本当にギリギリで到着した4人。
案内してもらえなければ間違いなく詰んでいた。こっち?あっち?と足を止めている間に始まっていたに違いない。
「でも、どこの学校の応援かと思ったら王者立海だったのね~。」
「すみません、付き合って頂いて・・・」
「いや、良いよ。俺達も立海の実力は見てみたかったし。」
「丁度良い機会なのね。」
「おー!サエちん達も立海の事知ってるんですなっ!」
「そりゃあね。有名だから。」
「関東で立海を知らない選手は多分居ないのね。」
「やっぱりそういう扱いなんだ。」
「逆に戸惑うよなw俺達テニス素人だから余計にピンと来ないわw」
「うん?君達はプレイヤーじゃないのかい?」
「紀伊梨ちゃん達、全然テニスやったことないよー!」
「へえ・・・」
なんて言ってる間に、いよいよ本格的に試合開始である。
「それではこれより、立海大附属中学対中薮谷中学校、D2の試合を始めます!」