Well done 2 - 3/6


それを裏付けるように、学校では連絡を受けた丸井と紫希がのほほんと会話していた。

「あんまり急いで来なくて良いって。」
「?そうなんですか・・・?」
「何か、幸村君が中二病の小学生とゲーセンで勝負してるってさ。」
「何がどうしてそうなったんでしょう・・・」
「さあ?知らない奴っぽいし、成り行きじゃねえ?」
「ううん・・・でもやっぱり、幸村君の側から勝負を持ちかけるのは考えにくいですから・・・」
「吹っ掛けてきたのは、多分その小学生側だよな?やんちゃなタイプって居るよなー。」

小学生「女子」と書いていなかった為に、2人の頭の中ではすっかり男子でイメージが固まっている。
まあ無理もない。

「あ、負けたら財布取られるらしいぜ。」
「え!」
「勝ったら財布取れるらしいけど。」
「どっちにしろ幸村君は嬉しくないと・・・」
「まあな!幸村君って、年下から金巻き上げて喜ぶタイプじゃないだろい。負けたら取られるわけだけど、まあ。」
「幸村君ですから・・・」
「だよな。」

負ける図が想像つかないので。
まあ。

多分行く頃には相手の財布があの手に納まっているんだろうな、なんて考えながら2人はぼちぼちと後片付けを進めるのだった。