一方その頃。
真田と柳、棗は実はプールから引き上げていた。
「あ~・・・極楽だわ・・・」
「年寄りのような事を。」
「いやもうマジでさw最近肩こりがやばくてさwお前らそういうのないのw真田は置いといて、柳とかめちゃめちゃ肩凝ってそうですけどw」
「運動しているとそういった事はあまりないな。」
「うむ。しかし、データの管理についてはほぼ全てを柳に任せてしまっているからな。何か手伝えることがあれば言ってくれ。何でも手を貸そう。」
「有難う、大丈夫だ。気持ちだけ受け取っておく。」
3人はスパゾーンの温泉に移動していた。
ああ、あったかい。
夏でも温泉は良い。
リラックスしている所に、知らない他の客のおい、あれ・・・という戸惑いの声が聞こえた。
そちらを見ると、多くの客が、よく銭湯なんかにも置いてある風呂でも見られる大型テレビを指さしている。
「うわあ・・・」
「こりゃあ偉い事だぞ。」
「・・・え。え、え、ちょ、ちょっと・・・」
「・・・弱ったな。データ上ではこうはならない予測結果が出ていたのだが。」
「しかしどうする。今すぐ連絡を回して、急いで全員でーーー」
「いや、無理でしょ。もう無理だわこれは。」
どうしよ。
人知れず一足先に弱りきる真田、柳、棗を他所に、他のメンバーはまだ今しばらく、プールを楽しんでいた。