「ただいまー!」
「お帰りなさい、紀伊梨ちゃん。」
「そろそろ始まるからどうしようかと思ったわw」
「混んでたの?遅かったけど。」
「ううん!あのねー、瀬良中のあの男の子に会ったー。」
「あ、それでお話しされてたんですか。」
「うん!」
泣いてた事は言わないでおいた。
男の子は泣いてた泣いてたと人に話されるのはとても嫌だろうし。
「次ってどんなとこー?」
「ええと、赤潟第三中学校です。」
「どんなとこかねーw」
「聞いた事ある。」
「おお!どーいう話ー?」
「確か・・・」
「はっきり言おう。2回戦を突破出来るかどうかはお前達3人にかかっている。」
部長、佐川ははっきりと言った。
「理由は分かっているな?」
「はい。」
幸村が3人を代表して静かに答えた。
「無論、俺達も負けるつもりでは挑まない。だが、もし駄目だったらその時は・・・」
「安心してください。」
幸村は迷いの無い声音で言う。
「俺達は負けません。」