Solicitation:4th game 12 - 1/7



「おー!凄い凄い、ボールがいっぱいだよー!」

Bチームが追いつくのは間もなくだった。
体力的に鈍である紫希が向こうに居る為、幾分差は縮まっている。

「言ってる場合か!ほら、急げ!当てろ!」
「お?当てたら良いの?」
「あのな、書いてあ・・・そうか、そうだっけ・・・」

桑原は抜いちゃいけないのにどうしても力が抜けてしまう。
そうか、此奴。CRUSHが読めないのだ。

「あのな、あれはCRUSH!クラッシュだ。」
「あ、知ってる!ク/ラ/ッシュ、バ/ンディ/ク~!」
「違う!壊せ、って事だよ!」
「あ、そなの?」
「はあ・・・・」

まあ兎に角、これで分かってくれただろう。
自分も取り掛からないと。

「・・・ファイヤー!」

バゴン!
と景気の良い音がして扉がたわむ。

「おー!桑ちゃん凄いすごーい!よっしゃ、紀伊梨ちゃんもやっちゃうぜー!」
「ああ、頼む。」

この期に及んで尚元気な紀伊梨は、こういう時とても頼もしい。
自分も頑張らないとと思いながら、桑原は次のトスを上げた。