忍足誕2020 - 4/4


4「疲れかあ・・・」
忍「何や気になる?疲れてるん?」
4「ううんっ!私じゃないけど、そういえば大人はよく疲れたってぼやいてるなあと思ってっ!」
忍「まあ大人やさかい。」
4「そういうものっ?」
忍「単純に回復が子供に比べて遅いからな。それに考えなあかん事も多いやろうし。人間、体力的な疲労より精神的な疲労の方が倦怠感は感じやすいもんやで。」
4「ああ、確かに部活より勉強の方が不思議と疲れるっていうのはあるかもっ!」
忍「それに、体力的な疲労は寝たらサッと戻るもんやけど、精神的な疲労は寝たからええちゅうもんでもあらへんし。まあ寝るのも有効やけど。」
4「他に何か方法があるのっ?」
忍「女の子は得意やと思うけど、お菓子と人の会話は結構楽になるねんで。脳は糖分を使うし、人間とやり取りがあらへんと知らへん間にしんどなっていくし。」
4「会話ってそんなに大事なんだっ。」
忍「まあ会話は親から聞いた話やけど。医学生やった時に、研究室に籠りっ放しで人と話さへん期間があると、終わって外出てみる時に泣きそうになったとか言うてたわ。」
4「大変だね・・・・」
忍「そう考えたら、案外大人の方が恋愛は大事なんかもしれへんな。」
4「あ、そうだねっ!誰かとお付き合いしてたら、それだけで会話が増えそうだしっ!」
忍「長電話とかも気楽に出来るやろしな。」
4「そうなのっ?忍足君って長電話したいって思うタイプなんだねっ!ちょっと意外かもっ。」
忍「ああでも、確かに俺はあんまり自分からようさん話しかけるタイプでもあらへんし。せやから、物静かな子よりはお喋りが好きな子が彼女の方が嬉しいわ。」
忍「なんや、苦手分野で甘えてるみたいで若干締まらへんけど。」
4「・・・・・」
忍「?何?」
4「な、何でもないですっ!」

(貴方とお喋り)

(女の子に甘えてる忍足君って可愛いだろうなと思ったのは黙っていよう・・・)
(?)