Camp school:Moonlight night
「この度は本当にすみませんでした。」棗はホテルのロビーで土下座していた。が見つかって松風に連絡を取った頃、時刻は丁度予定していた通りの、始めてから1時間後を回ったところだった。延長もないし、定期連絡もちゃんと出来てた!流石だな!と新海に屈託…
四季の唄
Camp school:Cowardly spirit 5
「・・・・・・」「ねー、おにーさん!ほんとーにだいじょーぶ?そんな汗かくくらい暑いのー?」「・・・ああ。いや・・・」への返事もおざなりになる。いけない。すごいペースで退路が塞がれているのを肌で感じる。というかもう、ほぼ詰んでる。を連れて、こ…
四季の唄
Camp school:Cowardly spirit 4
『そうなの、大変ね・・・』『うん・・・その。お金を持ってないから、医者にも行けなくて。』『そうなの、気の毒に・・・お医者様は高いものね。』嘘を吐いた。本当は生まれつきだった。病気でないことも自分でわかっていたし、そもそも人間どころか普通の生…
四季の唄
Camp school:Cowardly spirit 3
「こんばんは!ねーねーおにーさん!猫ちゃん見なかったー?」明るく話しかけてくるに、青年は尚も微笑んで言った。「見たよ。・・・もう、行ってしまったが。」「えー!どっか行っちゃったにょー!?どっちー?」「さあ。あまりよく見えなかったんだ、ごめん…
四季の唄
Camp school:Cowardly spirit 2
リーダー真田のBグループは、どこより早く方針を決めて出発した。探索範囲として許されているのは麓の町限定。ということで、探索範囲を狭めていくに当たって外回りをぐるりと一周する。とは言いつつ町の中でも山の部分は歩ききれないので、きっちり1周は出…
四季の唄
Camp school:Cowardly spirit 1
時刻は19:30。今日は此処からが夜間学習である。「良いか?今日の活動時間は、20:30だ。それ以上は駄目だぞ?」「翔ちゃんが粘ってくれたら?」「うーんそうだなー、俺が雷を食らうのを良しとすれば、21:30までは最悪・・・って何言わせてんだ…
四季の唄
Camp school:Light of fire
昼食をホテルで摂って、そしたらその後は又バスで別の場所へ。昼食の直後だけれど、もう夕食の準備にとりかかる。飯盒炊爨。皆でカレー作りである。「賄賂!?」丸井は人参を洗う手がうっかり止まってしまった。用意された野菜は、全て近所の農家から買った物…
四季の唄
Camp school:Refreshing morning
次の日、早朝のホテル。は同室の3人がまだ眠っている中、5時のホテルの廊下を歩いていた。「寒い・・・」そう、7月の早朝の山は夏でも寒い。涼しい、を通り越して寒いのだ。部屋の空調は点いているが、まさか寒さを感じるレベルとは思っていなかったので暖…
四季の唄
Camp school:In hotel
「つぅっ・・・・ーーーーーー・・・・かれた~!」登山が終わり、部屋に行って荷物の仕度をしたら夕食。そして直ぐに風呂。それが終わって自由時間になる頃には、生徒の多くはくたびれきっている。「も~駄目~!私もう一歩も動けないだわよー!」「あは・・…
四季の唄
Camp school:Mountaineering 2
は苦労が嫌いである。特に頭に「無駄な」がつくそれなんか、最悪最悪アンド最悪だ。手を抜いて良い場面があるのなら、思う存分抜けば良い。便利な物があるなら使えば良いし、ショートカットがあるのなら先ず間違いなく自分はそこを進むタイプ。だからこういう…
四季の唄
Camp school:Mountaineering 1
バスは橋を滞りなく渡り、江の島についてもまだ止まらない。ホテルがある山の、山頂とは言わないが中腹まで連れて行ってくれるので其処で昼食となる。『えー、それでは此処で13:30分まで自由行動とします。入ってきたゲートの外には行かないで、時間には…
四季の唄
Camp school:Have fun
「はい、さーん。にーい。いーち。」「では。」ピンポーン「はいはーい。あ、皆おはよう♡」「おはようございます。」「どうですw」「起きてるよ♪ごめんね、何かお気に入りのカーディガンが奥の方にあるらしくて。」カーディガンなんてなんでも良いだろ、と…
四季の唄