丸「だから、俺としては如何にこっちの思い通り、相手の意識を誘導するか?ってのが肝心だと思うんだよな。」
2「それー!私もそれが思い通りに出来たらなー!そっち!今そっち見て!っていう時に限って見てくれないんだもんねー。」
丸「分かるぜ、その気持ち・・・」
2「ね?それで何度手に入れられた筈の栄冠を逃したか・・・!」
丸「後さ、偶にフェイントかけられる時ねえか?」
2「あるー!さっきまでそんな事言ってなかったよね!?さっきまで其処に居なかったよね!?みたいな感じ!」
丸「ま、お前は元から注意力足りねえから尚更だけどよい。」
2「ひどい!」
丸「まあ、いずれにしろ敵は手強いぜ・・・」
2「本当だよー!しかもさ、しかもさ、じゃあ諦めて代わりを・・・とか思ったらそれも駄目!ってなるの、酷くない!?」
丸「ならこのまま見逃してくれよ!そっちの方が幾らかマシだろい!ってなるよな!」
2「それー!あー・・・世間は厳しいねえ・・・」
丸「しょうがねえよ。それでも・・・俺達諦められねえだろい、五十嵐?」
2「ブンブン・・・うん!そうだ!そうだね!今はまだ失敗ばっかりでも・・・いつかはきっと、上手く行くよね!」
丸「その意気だ!もし五十嵐が勝利を手に入れたら、1番に祝ってやるからな!」
2「私も私も!私もブンブンが勝ったら、1番にお祝いするかんね!」
丸「おし!2人で祝杯を上げるぞ!」
2「おおー!」
3「・・・あんたら何の話してるの?」
丸・2「「夕飯の盗み食い!」」
(今夜も決戦だ!)
相手・・・おかずを作る母親
フェイント・・・母親が目を離す、退室する素振りを見せておいてそれをしない事
代わり・・・代わりにお菓子食べたい