5周年記念企画:クリサンセマムの口づけ後編 - 7/9


その日、丸井は帰って一人で泥のように眠った。

きっと眠れないと思っていたが、予想に反して、寝台に横になった途端、体はまったく動かなくなった。
瞼がおそろしく重くなって、明日の準備もできないまま、丸井は眠る。

月がやたらに青白くて、窓からいつもより明るい月明かりが差しているのを感じたけど、眠すぎて眩しいと思う暇もなかった。